日頃より皆様にはご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。
グルーミングの仕方について、お知らせがございます。
この度、犬の皮膚ケアの研修を獣医師さんの下でセミナーを受けて参りました。
今まで、足裏のバリカンで肉球のなかを刈ったり、耳毛を抜いたりと、綺麗にする事が当たり前だと思ってきました。
足の裏の毛が長いと床で滑って怪我をしてしまうんじゃないか、耳毛を抜かないと蒸れて汚れるのではないか、そう考えてていました。
トリミングの学校でもそう教わりました。
ですが近年は考え方が変わってきて、足裏の毛は表面だけ刈る、耳毛は抜かないというようになってきました。
足裏は赤い子は特に、バリカンをかけると刺激になってしまったり、舐めやすくなる事で症状がなかなか改善されないようです。
あとは刈った毛が伸びてきた時に肉球の中に毛が刺さって痒みが出たり、散歩の時に砂利が刺さるなど、デメリットもあるようです。
東京の道路は舗装されている事が多いので、ご希望の方には足裏を今までのように刈りますが、足が赤い子や痒みが出ている子に関しては刈らないようにしようと思います。
耳毛に関しては、耳毛があって蒸れるから外耳炎などになるわけではなく、別の理由でそう言った耳の病気になるそうです。
耳の病気がある子は獣医師さんの下で耳毛の処理を行って頂き、今後は耳毛を抜かないようしようと思います。
耳毛抜きは嫌がる子も多いですし、抜く事で刺激になるので逆に病気になる可能性もあるようです。
皮膚に関してですが、マラセチア、膿皮症等の皮膚病の子は病院から貰う専用のシャンプーをお持ち頂ければと思います。
薬用シャンプーも用意はありますが、効能が弱いのと、その皮膚病に合うシャンプーを使う事がやはり1番効果があるので、忘れずにお持ち下さい。
そして、健康な皮膚な子も、どの子も保湿が1番大事である事を教わりました。
保湿力がないと、皮膚病になったりフケがたくさん出てきてしまったりしてしまいます。
なので全ての子にシャンプーのあとには保湿をしています。
フケや乾燥が気になる子は、新しく出来た保湿ケアパックを是非お試しください。
保湿だけではなく、痒みも軽減してくれる成分が入ったものを使用しています。
今まで教わってきた事が間違いだとは言いませんが、新しい考え方にシフトし、よりワンちゃんの為に優しい施術を行なっていきたいと思います。
皆様にはご理解のほどよろしくお願い申し上げます🥺
Plus Bellスタッフ一同
